質問を設定する時の注意点やチェックポイントをご案内します。
1. 概要 |
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2. 開始メッセージビデオ |
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3. 質問全般 |
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4. 回答方法「ビデオ」の質問設計 |
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5. 詳細設定 |
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6. メールテンプレート/ご案内方法 |
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1. 概要
所要時間を長く表記していませんか?
- 概要を見て離脱する方もいます。
- 必ず御社内でテストをした上で適切なお時間を記載ください。
2. 開始メッセージビデオ
設定をしましたか?
- 顔を見せ合うことで応募者体験が向上します。
- ビデオ有無で完了率に10%の差が出た事例もあります。
- ビデオの作成ノウハウは 開始メッセージの内容について をご参照ください。
3. 質問全般
選択肢に抜け漏れはありませんか?
- 該当する選択肢がない場合、選考から離脱したり問合せが発生する可能性があります。
- 抜け漏れなく選択肢を設定するか、必ず「その他」の選択肢を設けることを推奨します。
YES/NOの判断が難しい質問はありませんか?
- YES/NOで回答できない場合、選考からの離脱が発生する場合があります。
- 「相談したい」といった選択肢を設けることで離脱を防ぎ、応募者体験も向上します。
回答が容易な質問から始まっていますか?
- 録画回答やセンシティブな質問を冒頭に設定すると離脱が増加します。
- 文量が少ない、回答が選択式であり、心理的ハードルが低い 等回答が容易な質問を冒頭に配置することをお勧めいたします。
- 録画回答は最後に、センシティブな質問は中盤移行の適切な位置に配置することを推奨します。
自由記述回答は選択式でも代替できますか?
- 応募者の大半がスマートフォンでアクセスするため、自由記述では離脱が増えます。
- ただし、学校名・最寄駅・住所など、短いものであれば問題ありません。
- なお、必要な場合は、「選考」ではなく書類提出/エントリーシートの位置づけであるとご案内頂き、質問内容を明記の上、パソコンでのアクセスをご案内ください。
回答の必須/任意設定は問題ありませんか?
- デフォルト設定は「回答必須」です。
- 任意回答の質問がある場合には忘れずに設定変更をしてください。
4. 回答方法「ビデオ」の質問設計
採用基準 / 録画選考における基準は明確ですか?
- 提出された動画をどのように判断するか?について、
人材要件、判断ポイント、判断基準は明文化されていますか? - ごく少数のメンバーで選考する場合は問題ありませんが、
組織的に共通基準で選考する場合、言語化をしないと選考精度のバラツキに繋がります。
質問の数は目的に合いますか?
- アルバイト、派遣領域においては、ビデオ回答は離脱傾向にあります。
- 完了率を優先する場合はビデオ回答は1問を推奨します。
- 新卒採用、中途採用においてはその限りではありません。
- 質問数によって離脱率が変わるのではなく、選考意向度によって、移行率が変わります。
- 募集形態ごとの設問数の傾向は エントリー動画(録画選考)における質問数・内容 をご参照ください。
- 複数の要素を見たい場合は、複数質問を設定頂くことをおすすめします。
- 「自己紹介」において印象を確認
- 「会社を選ぶ軸」において、志向性を確認
- 「今まで一番努力したこと」で経験の絶対値を確認
質問のニュアンスは、知りたい要素を引き出せそうでしょうか?
- 同じ内容を問う質問でも、聞き方によって回答動画が異なってきます。
- 知りたい要素を引き出せるようにニュアンスを工夫頂くことを推奨します。
- 例)「自己紹介」系統
- 自己紹介をお願いします
- 抽象度が高いため、内容が万遍ない形になる可能性が高くなります
- 自己PRをお願いします
- 一つのアピールポイントが出やすくなりますが、自然体の要素が減ります
- あなたらしさがわかるよう、自己紹介をお願いします
- 自然体要素が残りつつ、アピールポイントが明確になりやすくなります。
- あなたのらしさがわかる、全力の自己PRをお願いします
- 強い印象を受ける回答が出る可能性が高くなりますが、応募者の性格タイプによっては難しい、あるいは拒否反応が出る可能性もあります。
- 自己紹介をお願いします
- 例)「自己紹介」系統
- 服装、背景などを指定すると、回答動画のバラツキは少なくなります。
- 「服装・服装・撮影場所などは問いません」などと付けていただくと、動画のバリエーションが拡がる可能性があります。
回答時間は適切な秒数を指定していますか?
- 同一基準で選考するために、回答時間の秒数指定を推奨します。
- 指定することで選考工数も削減することができます。
- 秒数指定をしない場合、20秒の回答もあれば5分の回答もある、という状態になります
- また「XX秒以内」の指定だと、大半が指定秒数目一杯で回答するため、秒数オーバーが発生しやすく、撮り直しにつながります。
- 応募者負担が増えるため、拘りがない場合には「XX秒程度」という記載を推奨いたします。
- 質問文章例
- 完了率優先 : 簡単にお教え下さい / 一言でお教えください
- 簡単な質問 : 30〜60秒程度でお教えください
- 難しい質問 : 60〜90秒程度でお教えください
「撮り直し可」の設定は有効ですか?
- 録画選考に慣れていない応募者も多いため、候補者体験を考えると、撮り直し可設定を推奨します。
- iPhoneは本設定が有効な場合でも再撮影が可能であること、ご注意下さい。
5.詳細設定
「候補者による回答中の回答訂正を許可する」は有効ですか?
- 無効になっていると、一度回答した質問は変更することができません。
- 応募者体験の向上と、再撮影を希望する問合せを減らすために、「候補者による回答中の回答訂正を許可する」は、有効にすることを推奨します。
未回答者へのリマインド設定はしましたか?
- リマインドメールから一定数回答完了に推移しますので、必ず設定下さい。
なお、リマインドメールは、登録日から、設定した○日後の12時に送信されます。
6.メールテンプレート/ご案内方法
「なぜ録画選考か」を明記していますか?
- 応募者メリットを訴求し、納得感を醸成することで回答完了率が大幅に変わります。
- 説明会や電話等で理由を明確に伝えた場合、ご案内からほぼ全員が完了する事例もあります。
- 開始メッセージの内容について に掲載されている内容もご参照いただき、ご案内内容をご検討ください。
所要時間を明記していますか?
- 録画選考にどの程度の時間がかかるか分からず、後回しにされてしまう場合があります。
- また、テキストの質問にのみ回答しビデオ回答で離脱し、失念される場合もあります。
- 所要時間を明記し、一度で回答完了まで至ることが理想的です。
設問内容を明記していますか?
- 特にビデオ回答では、多くの方がある程度原稿を考えた上で回答をされています。
よって、事前にお伝えができていないと、ビデオ回答で一時離脱する場合があります。