応募者に対しライブ面談実施後に行うアンケート機能の、設問例と具体的な活用事例を紹介します。
最初に
本記事では、harutakaのアンケート機能をお使いのお客様が、実際にアンケート機能を活用されている事例をお伝えします。
アンケート機能をご利用いただくことで、面接における応募者体験や意向度の把握にご活用いただけます。
アンケート例
初期設定
初期設定では以下の項目が設定されています。
目的 |
設問例 |
自社の解像度を |
今回の面接を経て不明点や懸念点を解消することが
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意向醸成できたかを測定 |
今回の面談を経て志望度はどの程度上がりましたか?
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本音の対話ができたかを測定 |
面談者はあなたの魅力を最大限引き出してくれましたか?
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おすすめ設問例
おすすめのアンケート例を以下の表にまとめました。
アンケート作成の際にご参考ください。
目的 |
設問例 |
本音の対話ができたか測定する |
今回の面接で伝えたいことを話せたと思いますか? |
限られた時間の中で最大限自分をアピールすることができましたか? |
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自社の解像度を 上げられたか測定する |
今回の面接を経て当社への理解が深まりましたか? |
あなたが弊社の人事であると仮定した場合、 |
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あなたは今回の面接を経て弊社で働く上でのイメージを沸かせることができましたか? |
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意向醸成できたか測定する |
あなたは弊社の選考を友人に勧めたいと思いますか? |
今回の面接を経て志望度はどれほど上がったと思いますか? |
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気づきを与えることが できたのか測定する |
今回の面接を経て気づきを得ることができましたか? |
活用例①面接担当者へのフィードバック
選考シーズン終了後や面接終了後に採用担当者がアンケートの内容を確認し、面接担当者にフィードバックを行います。面接担当者のモチベーションの向上や育成を目指します。
面接担当者のモチベーション維持・向上
選考終了後に、採用担当者が応募者のポジティブなコメントを面接担当者に伝えることで、面接担当者のモチベーションの維持や向上が期待できる活用方法です。
<面接担当者への伝え方>
採用担当者の方が面接担当者に会ったときに雑談ベースでお伝えする方法や、社内で広く共有する方法などもあります。
<更なる活用方法>
応募者からの評価が良い担当者の面接を「モデルケース面接」として選考開始前に社内で共有することで、採用に関わる全ての方が、共通認識を持ち採用活動に臨むことができた事例もあります。
<アンケート例>
「あなたは今回の面接官と一緒に働きたいと思いましたか?」- 回答例:10点。丁寧に面接をして下さり、○○様のようにお話を聞ける営業マンになりたいっと思ったから。
- 回答例:10点。お話を真摯に聞いて頂き、また内容を反復しどう伝わったのか教えて頂き、一緒に働く機会を頂けるならば相談事をしやすく思った。
- 回答例:10点。面接中に相槌を打ってくれ、ほかに伝えたいことを引き出してくれた。
活用例②面接担当者の育成
選考終了後に、アンケートの値が低い面接官や評価が低い面接官に結果をお伝えし、面接の質を改善する活用方法です。採用担当者の意見ではなく、アンケートによる応募者の直接の声をフィードバックすることで、面接担当者の納得感が高まり面接の質の改善が促されます。
<アンケート例>
「あなたは今回の面接官と一緒に働きたいと思いましたか?
- 回答例:2点。業務的で対話をしようとする意図があまりみえなかった。SE職には、相手の意図をくみ取ろうとするコミュニケーション能力が必要だとHPで拝見したが、管理職の面接官の方がそうでなかったので現場はどうなっているのか気になった。
- 回答例:3点。メモや資料を見ることに集中されていてあまりお話を聞いてくれていないような感じがした。無表情でリアクションが薄いことも気になった。
活用例③応募者の面接体験向上
面接後のアンケートで応募者の不満点や要望を確認し、次の面接でそれらを解消することで、応募者の面接体験を向上させる活用方法です。
前回の面接録画と合わせてアンケート結果を確認することで応募者の本音や要望を見出すことができ、内定承諾率の向上や意向度の醸成が期待されます。
<アンケート例>
「あなたは今回の面接で自分の力を発揮し、伝えたいことを話すことができたと思いますか?」
- 回答例:4点。志望動機などに関する質問が少なかったため、入社意欲を伝えることができているか不安である。
- 回答例:3点。緊張して、学生時代に関するお話しがうまくできなかったため、熱意を十分にお伝えすることができなかったように思う。
※アンケート設定方法は「アンケート機能の設定方法」をご参照ください。